マーケット・インかプロダクト・アウトか?
おはようございます。
それにしても、技術の進歩というのは有難い反面、時として大きなお世話なこともある。
「そういえば・・・」と、昨日ふと思い立って自分の名前をヤフーで検索してみた。
「田中正博」
すると・・・
「田中将大ではありませんか?」
だって。
ウルサイッ!ちげーよ。オレは「田中正博」だよ!
というわけで、技術が進歩しすぎて過剰なサービスもある。
が、その反面、実に便利なサービスもある。
マーケティング用語には「マーケット・イン」「プロダクト・アウト」という言葉がある。
それぞれを簡単に説明すると、こうだ。
消費者の声を反映して作った商品がマーケット・イン。
反対に、製造者の想いを反映して作った商品がプロダクト・アウト。
では、僕の傘はどっちか?
後者である。
なぜ起業したのか?
たまに、人からこう聞かれることがある。
理由はいろいろある。
でも、一番はやっぱ、「オリジナル」を作りたかった。これが理由なんだと思う。
他の誰かのアイデアじゃなく、他の誰かのマネでもなく、僕のアタマで考え、そこから生まれたものをカタチにする。僕が起業した意味とは、ここにあると思ったからである。
その意味では、僕の傘は紛れもなく、プロダクト・アウト型商品だ。
「わかりました。あなたの希望を叶えましょう」と、消費者の意見を吸い上げたものじゃない。
「こんなの作りました。どうです、これ?」と、作り手から提案するものである。
とはいえ、誰も欲しがっていないものを作ってもしよーもない。
それは独りよがりというものだ。
で、僕はどうしたか?