晴れた日は晴れを愛し、雨の日は雨を愛す。
楽しみあるところに楽しみ、楽しみなきところに楽しむ。 (吉川英治)
だからといって、「曇りの日は曇りを愛す」ことは僕にはできそうにない。
今日は曇り。曇りはやっぱり憂鬱です。
さて、傘の進捗状況はどうかかというと・・・
目下、以下のとおりでございます。
・試作品の完成待ち
・サイト制作
・カタログ/パンフレット制作
・てるてる坊主(ノベルティグッズ)の制作
・ラッピング等の梱包資材の発注
・業務マニュアル(社内用)の編纂
・工業デザイン/ブランディングの猛勉強
・その他、いろいろ妄想中
ま、ざっと、こんな感じでありまして、何とか来月末、遅くとも9月初旬には発売を開始したいと思っています。
にしても。
ゼロからモノを作って売る。これはやっぱり大変だ。
あれもこれもやるべきことがてんこ盛りだし。アタマも使う。お金だってかかる。加えて、今日みたいな天気の日はあんまりやる気も起きない。トホホ・・・。
もっというと、苦労して商品化に漕ぎつけて、うまくいったとしても、である。
ぶっちゃけ、原価を考えると、それほど儲かるわけでもない。
でも、僕はやろうとしている。いや、やる。
なぜなのか?
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さっきニュースでやっていた。
普段あまりテレビを観ない僕。テレビを観るのは久々だ。
どうやら今日で梅雨が明けた模様。例年よりも早いらしい。雨嫌いな僕としては、何だかうれしい。いよいよ夏だ!海だーーー!
ところで。
ニュースでは、先日、新宿歌舞伎町で女性2人に傘で殴りかかってケガを負わせた「傘男」が逮捕された、と報道されていた。
犯行動機は「リストラされ、仕事が見つからず、イライラしてやった」とのこと。要するに、ただの「八つ当たり」である。バカヤロー以外の何者でもない。本当に最低で、卑怯で、醜い行為だ。
「リストラされイライラ」新宿の傘殴打事件で容疑の男逮捕 警視庁
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090714-00000514-san-soci
「八つ当たり」は卑怯な行為だ。
僕もときどきする。だから猛省せねばならない。本当に。
このニュースで心底そう思った。
では、なぜ「八つ当たり」は卑怯なのか?
「八つ当たり」は心理学では「異指向攻撃」という。何かに「怒り」をぶつけ、その「怒り」を解消することである。人間だから怒るのはしょうがない。 年中、僕も下らんことで怒っている。たいていは一晩寝ると忘れるけど・・・。
問題は「怒り」じゃない。「怒り」の矛先だ。
「八つ当たり」の場合、「怒り」の矛先は周到に計算されていることが多い。だから、「八つ当たり」はタチが悪いし、卑怯なのである。
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僕は零細企業のオヤジである。
思えば、自由になりたくて起業したのに、実際はどうかというと、そうはなってない現実がある。
そんな現実に嫌気がさして、「もうやめた!」とすべてをブン投げようと思ったことは一度や二度じゃない。
でも、今もこうして何とかやっている。
いや、やらしてもらっている。それはひとえにみんな ― 社員だったり、友人・知人だったり、お客様だったり、取引先だったり、とにかく、僕の周りにいるみんな ― のおかげだし、そしてときには、こんな言葉に励まされているからである。
不安が増大し、暴発しそうな今日的状況下にあっては、今こそ中小企業のオヤジの出番でございます。リストラだ、倒産だ、などといっても中小企業のオヤジはそんなモノは何程のことでもないことを知っています。中小企業のオヤジはもとより裸一貫、ナイナイづくし、からのスタートでございました。
働けど働けど楽にならず、ジッと手を見る日々を生きて年商一億円の企業を育て上げてきたのでございます。リストラがなんだ、倒産がなんだ、でございます。オヤジは働いても働いても借金が増える一方の毎月を、今日只今も耐えしのんで生きているのでございます。
大企業の名経営者然として偉ぶっているドチラ様が、裸一貫から始めて年商一億円の企業を作り上げる能力をお持ちでしょうか。三菱だ三井だと吠えてみても虎の威を借りてのことだけ、彼等のうち何人が独立して企業を起こし年商一億の企業を成立させえるというのでしょうか。
今日の風潮は「金がなければお仕舞いだ」の大合唱でございます。本当に倒産したり、職を失ったりしたらすべてが駄目なのか、中小企業のオヤジに聞こうではありませんか。オヤジはこう言う筈です。「金じゃなく、勇気がなくなった時すべてを失うのだ」と。
これは、ある著名人の言葉である。
勇気、いただきました。
さて、この、ある著名人とは誰か?
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ネーミングは重要である。
ネーミングの出来が商品の売れ行きを左右することも少なくない。例えば、商品は変えず、ネーミングだけを変えただけで大ヒット、なんてことはよくあること。
有名なところでは、
【洋なし】 みだくなす → ラ・フランス
【靴下】 フレッシュライフ → 通勤快足
【玩具】 豆ダッシュ → チョロQ
なんてのがそうである。
そんなわけで、ネーミングはとっても大事なのである。
かくいう僕も、傘を作るうえで「ブランド名、何にしよう?」とずいぶん悩みました。候補はいくつかあって、それらをノートに書き出したりしもして。そして、どれにしようかいろいろ思案した挙句、「ビビッ!」ときたのがTlaloc(トラロック)だったわけです。
ちなみに、Tlaloc(トラロック)。
僕の造語じゃありません。古代アステカ文明の「雨の神様」のことです。
語感がいい。覚えやすい。そして何よりも、「雨の神様」だなんて縁起がいい。つーわけで、この度晴れてブランド名として拝借した次第でございます。
ま、それはさておき。
ネーミングは実に興味深い研究テーマです。いろいろ調べてみると、ある特定のジャンルに面白いネーミングが集中していることがわかります。たいへん勉強になります。
では、その、ある特定ジャンルとは何か?
下半身をターゲットにした、あるいは、ネタにした商品であること。このジャンルのネーミングには目を見張るものがあります。それこそ、一度耳にしたら絶対忘れない。珠玉のネーミングぞろい。
今日はその中でもとりわけ優秀な作品をご紹介します。
まずは薬剤部門からどうぞ!
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今日も雨。梅雨ですな。梅雨。
ところで。今日はこれ!
「てるてる坊主」についてのうんちくを少々。その起源についてです。
昔、北京に一人の美しい娘がいた。
名を晴娘(チンニャン)といい、利口なうえ手先が器用。おまけに切り紙が得意であった。
彼女の切り紙の評判は遠近に知れ渡り、皇宮の后妃や公主達も人を遣わしてその切り紙を買い求めるほどであった。 ある年の六月のこと、北京を大雨が見舞った。
雨はいつまでも降り続き、一向にやむ気配を見せない。北京では城内の水が三尺もあふれ、人々は香を焚いて頭を地に打ちつけ、「どうか雨がやむように」と祈願した。
しかし、何の効き目もなかった。
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今日は雨。沖縄では梅雨明けしたようだが、関東ではこれから本番なんだとか。
どうやら今週は梅雨ならではの天気がずっと続くらしい。
あ~ヤダ、ヤダ。まったく。
さて。
この時期。東京の人混みの中で、傘をさしながら歩いていると、人とのすれ違いざまに傘の所在に困ることがある。向うからやってくる相手と、どうしても傘同士がぶつかってしまうのだ。
そんなとき、こんな傘があったらどうか?
何とも面白い傘です。この映像は友人から教えてもらったもの。
かなりウケたので、みなさんにもシェアを。
いかがでしたか?
動画のタイトルをみると、この傘、どうやら「Polite Umbrella」というらしい。
「礼儀正しい傘」ってことでしょうか。市販されているんだろうか???
ところで。
「江戸しぐさ」ってご存知でしょうか?
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今日は朝から雨。
朝起きてカーテンを開けると、めちゃくちゃ降ってる。
下がるテンション。やめた。今日は外出はなし。そう決め込み、終日家にこもり、音楽でも聴きながら、たまっていた仕事を一気にやっつけることにしよう!
と思っていたら、午後から晴れた。
けっきょく家にいましたけど。
ま、それはおいといて。今日は音楽の話を。
実は僕、ちょっとしたオタクなんですよね。普段よく聴くのは、ソウル、R&B、フュージョン、ジャズ、ハウスとかなんですけど、中でも、ソウル、R&Bが大好きで、この手のCDが家、クルマ、事務所と、あちこちに転がっています。かき集めると、1000枚以上になってるんじゃないかな。
置き場に困るんですよね、ひじょーに。さて、どうしたもんか・・・。
それはそうと。
雨の日につい聴きたくなる曲というのがあります。人によって、それはまちまちなんでしょうが、僕の場合は次の3曲がそれ。もちろん、ジャンルはソウル、R&Bです。
それぞれ甲乙はつけがたいので順不同で紹介します。ご興味あれば、ぜひ聴いてみてください。
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ところで、自分でカスタマイズできる傘・・・。
そう言われても、どうも「ピン」とこない。そんな方もいるかもしれません。今はまだ商品化に向けた開発段階なので、あまり詳しくはお話できませんが、その概要を説明すると・・・
上記が一般的な傘の構造になります。
僕はこの構造を3つのパーツに分解することを思いつきました。
傘を構成するパーツを3つに分解して、それらを自由自在に組み合わせることで、あなただけの傘を楽しんでもらおう。傘のデザイン・色のパリエーションを揃えてカスタマイズの“妙”を演出しよう。そう考えたのです。
まだわかりにくいかもしれません。上記の傘の構造図でいうと・・・
① ・・・石突き部分(傘の先端)
② ・・・手元部分(傘のハンドル)
③ ・・・上記以外の部分(上ろくろ~生地~親骨~受骨~中棒など)
これら3つのパーツを、複数のデザイン・色のバリエーションを揃えて用意します。
お客さんには、これら3つのパーツの中で、自分の気に入ったものをチョイスしてもらいます。そうすることで、自分の好みに合わせたオリジナルな傘が完成するという寸法です。
もちろん、すべてのパーツは同じ規格で作られていますし、互換性を持たせています。
だから、こんなアレンジだって可能になります。
例えば、「今日は洋服の色をシックな黒系統でまとめてみたから、それに合わせて①②③も黒にしてみよう♪」とか、またあるときは、「今日は清楚な白でキメたから、③は白にして、アクセントに①②は黒にしてみよう♪」といった具合に楽しんでみる。
・・・と、まぁ、要するに、僕の傘はこんな感じの数々のアイデアをカタチにしてみたのです。詳しくは、これから商品化を進める中で、当ブログで随時ご報告したいと思います。
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きっかけは飲み屋でのほんの些細な会話から。
でも、それをきっかけに僕は、ようやくずっと探し求めていた答えを見つけた気がするのです。
「そもそもなぜオレは起業したのだろう?」
そう、起業の意味です。これまで僕が漠然とやりたいと想っていたこと。
いや、やりたいと切望し、憧れ続けてきたこと。それは・・・
モノづくりです。自らの想いを込めたモノをカタチにする。
そして、それを誰かに伝えたい。届けたい。
これだったんです。
でも、残念ながら、僕の本業である保険代理店という商売では、その夢は到底叶わないことでした。また、「モノづくり」といっても、具体的な商品アイデアがあったわけでもありません。けれど、今思えば5年間、ずっとそれを探し求めていた気がします。
保険会社や他の誰かの商品ではなく、僕の、僕の会社が作りだした商品を売る。
僕や僕の会社が想いを込めたモノをカタチにして、それを買ってもらったお客さんに喜んでもらう。
このシンプルな「商い」がどうしてもやりたかった。
また、それだけじゃありません。
やりたいことはもうひとつあります。「ウソつけ!」と言われてしまいそうですけど、僕は真剣にそう考えています。
社会貢献です。
直接的に社会に貢献できる会社。僕は自分の会社をそんな会社にしたい。
こんな風に思うのは、僕の偽善や虚栄、功名心もあるのかもしれません。でも、それでもいい。他人にどう思われていようがそれもそれでいい。
だから、四の五の言わず、やってみます。傘作りを通してそれを・・・。
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