空からウンコが降ってくる!?

盆休みも終わり。
今日は朝からカラッと晴れた。とても気持ちの良い一日だ。
そんな気持ち良い一日なのに恐縮だが、今日はのっけからとんでもない話をしたいと思う。

※ 注意:お上品な紳士淑女は読まないでください。気分を害する恐れがあります。

と、エクスキューズも済んだので先に進もう。
ちょっと想像してみてほしい。

もし空からウンコが降ってきたら

下品で申し訳ない。
どうだろう?

大変なことである。
でも、実は大昔には「空からウンコが降ってきた」という記録が残っているのである。

な、な、なんと、17世紀のパリでは、本当に空からウンコが降ってきたらしいのだ!

驚天動地の衝撃的な事実である。
当時のパリにはトイレ(下水の整備)というものがなく、庶民は窓から排泄物を投げ捨てていたという。これは都市伝説じゃーない。史実だ。

想像してみてほしい。

突然、空からウンコが降ってくる・・・。
しかも、カラスやハトの糞じゃない。人間のそれだ。想像しただけで気絶しそうだ。ホラーである。

ここで誰もが疑問に思うだろう。
だったら当時のパリジャン、パリジェンヌたちはウンコまみれだったのだろうか?
降ってくるウンコを甘んじて頂戴していたのだろうか?

この不思議である。
でも、どうやらその心配はなかったようだ。彼ら、彼女らはあるモノで頭上から降り注ぐウンコの嵐から身を守っていたのである。では、そのあるモノとは何か?

 

 

そう、お察しのとおり、「傘」である。
傘は、パリに住む人々にとっては、雨を避けるモノであるのと同時に、ウンコを避けるマストアイテムでもあったのだ。

というわけで、当時のパリは「花の都」ならず、「ウンコの都」だった。街中ウンコだらけ。当時はミニスカートなんて代物はなかったから、ご婦人方のロングスカートの裾がどうなってしまったかは想像に難くない。おそらくは、みんな、つま先立ちで歩いてたんじゃないかと思う。僕の想像では。

これは辛い。
足がつってしまう。

そこで、パリジェンヌたちはどうしたか?
ご婦人方はハイヒールを履くことで、空からの「物体X」から身を守ったのだそうだ。ちなみに、このときのハイヒールが今のハイヒールの原型といわれているらしい。

 

以上、今日は傘にまつわる「うん」ちくでした。
下品ですみません。

 

追伸:
そうそう。先日ご紹介した中山マコト先生の本をさっそく拝読。

 

 

自分が登場してるからというわけじゃないですけど、掛け値なしに良い本でした。(ウンコの話と一緒にしたら中山先生から怒られるかもしれないが・・・)
僕は114から123ページにかけて登場しております。ぜひご一読を!

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