てるてる坊主

今日も雨。梅雨ですな。梅雨。

ところで。今日はこれ!

 

 てるてる坊主

 

「てるてる坊主」についてのうんちくを少々。その起源についてです。

昔、北京に一人の美しい娘がいた。
名を晴娘(チンニャン)といい、利口なうえ手先が器用。おまけに切り紙が得意であった。

彼女の切り紙の評判は遠近に知れ渡り、皇宮の后妃や公主達も人を遣わしてその切り紙を買い求めるほどであった。 ある年の六月のこと、北京を大雨が見舞った。
雨はいつまでも降り続き、一向にやむ気配を見せない。北京では城内の水が三尺もあふれ、人々は香を焚いて頭を地に打ちつけ、「どうか雨がやむように」と祈願した。

しかし、何の効き目もなかった。

 

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傘かしげ

今日は雨。沖縄では梅雨明けしたようだが、関東ではこれから本番なんだとか。
どうやら今週は梅雨ならではの天気がずっと続くらしい。
あ~ヤダ、ヤダ。まったく。

さて。
この時期。東京の人混みの中で、傘をさしながら歩いていると、人とのすれ違いざまに傘の所在に困ることがある。向うからやってくる相手と、どうしても傘同士がぶつかってしまうのだ。

そんなとき、こんな傘があったらどうか?
何とも面白い傘です。この映像は友人から教えてもらったもの。
かなりウケたので、みなさんにもシェアを。

 

 

 

いかがでしたか?
動画のタイトルをみると、この傘、どうやら「Polite Umbrella」というらしい。
「礼儀正しい傘」ってことでしょうか。市販されているんだろうか???

ところで。
「江戸しぐさ」ってご存知でしょうか?

 

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雨の日に聴きたい珠玉の3曲

今日は朝から雨。
朝起きてカーテンを開けると、めちゃくちゃ降ってる。
下がるテンション。やめた。今日は外出はなし。そう決め込み、終日家にこもり、音楽でも聴きながら、たまっていた仕事を一気にやっつけることにしよう!

と思っていたら、午後から晴れた。
けっきょく家にいましたけど。

ま、それはおいといて。今日は音楽の話を。
実は僕、ちょっとしたオタクなんですよね。普段よく聴くのは、ソウル、R&B、フュージョン、ジャズ、ハウスとかなんですけど、中でも、ソウル、R&Bが大好きで、この手のCDが家、クルマ、事務所と、あちこちに転がっています。かき集めると、1000枚以上になってるんじゃないかな。
置き場に困るんですよね、ひじょーに。さて、どうしたもんか・・・。

それはそうと。
雨の日につい聴きたくなる曲というのがあります。人によって、それはまちまちなんでしょうが、僕の場合は次の3曲がそれ。もちろん、ジャンルはソウル、R&Bです。
それぞれ甲乙はつけがたいので順不同で紹介します。ご興味あれば、ぜひ聴いてみてください。

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なぜ僕は傘屋になったのか?(4)

ところで、自分でカスタマイズできる傘・・・。
そう言われても、どうも「ピン」とこない。そんな方もいるかもしれません。今はまだ商品化に向けた開発段階なので、あまり詳しくはお話できませんが、その概要を説明すると・・・

傘の構造

上記が一般的な傘の構造になります。
僕はこの構造を3つのパーツに分解することを思いつきました。

傘を構成するパーツを3つに分解して、それらを自由自在に組み合わせることで、あなただけの傘を楽しんでもらおう。傘のデザイン・色のパリエーションを揃えてカスタマイズの“妙”を演出しよう。そう考えたのです。

まだわかりにくいかもしれません。上記の傘の構造図でいうと・・・

① ・・・石突き部分(傘の先端)
② ・・・手元部分(傘のハンドル)
③ ・・・上記以外の部分(上ろくろ~生地~親骨~受骨~中棒など)

これら3つのパーツを、複数のデザイン・色のバリエーションを揃えて用意します。
お客さんには、これら3つのパーツの中で、自分の気に入ったものをチョイスしてもらいます。そうすることで、自分の好みに合わせたオリジナルな傘が完成するという寸法です。

もちろん、すべてのパーツは同じ規格で作られていますし、互換性を持たせています。
だから、こんなアレンジだって可能になります。

例えば、「今日は洋服の色をシックな黒系統でまとめてみたから、それに合わせて①②③も黒にしてみよう♪」とか、またあるときは、「今日は清楚な白でキメたから、③は白にして、アクセントに①②は黒にしてみよう♪」といった具合に楽しんでみる。

・・・と、まぁ、要するに、僕の傘はこんな感じの数々のアイデアをカタチにしてみたのです。詳しくは、これから商品化を進める中で、当ブログで随時ご報告したいと思います。

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なぜ僕は傘屋になったのか?(3)

きっかけは飲み屋でのほんの些細な会話から。
でも、それをきっかけに僕は、ようやくずっと探し求めていた答えを見つけた気がするのです。

「そもそもなぜオレは起業したのだろう?」

そう、起業の意味です。これまで僕が漠然とやりたいと想っていたこと。
いや、やりたいと切望し、憧れ続けてきたこと。それは・・・

モノづくりです。自らの想いを込めたモノをカタチにする。
そして、それを誰かに伝えたい。届けたい。

これだったんです。
でも、残念ながら、僕の本業である保険代理店という商売では、その夢は到底叶わないことでした。また、「モノづくり」といっても、具体的な商品アイデアがあったわけでもありません。けれど、今思えば5年間、ずっとそれを探し求めていた気がします。

保険会社や他の誰かの商品ではなく、僕の、僕の会社が作りだした商品を売る。
僕や僕の会社が想いを込めたモノをカタチにして、それを買ってもらったお客さんに喜んでもらう。

このシンプルな「商い」がどうしてもやりたかった。

また、それだけじゃありません。
やりたいことはもうひとつあります。「ウソつけ!」と言われてしまいそうですけど、僕は真剣にそう考えています。

社会貢献です。
直接的に社会に貢献できる会社。僕は自分の会社をそんな会社にしたい。
こんな風に思うのは、僕の偽善や虚栄、功名心もあるのかもしれません。でも、それでもいい。他人にどう思われていようがそれもそれでいい。

だから、四の五の言わず、やってみます。傘作りを通してそれを・・・。

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なぜ僕は傘屋になったのか?(2)

そんなある日。
4月の末のことです。気分はもうすっかりゴールデンウィ―クで、僕は仲の良い友人たち数人と、お酒を飲みながらドンチャン騒ぎをしていました。
そんな中、ライターである友人のひとりとある話題で盛り上がっているうちに、僕の背中に「ビビッ」と電流が走ったのです。
大袈裟な言い方じゃなく、まさにゾクゾクした瞬間でした。

ビールジョッキ片手に雑談を交わし、ある話題に話が及んだ、まさにその瞬間!
僕の頭の中で、ビジネスアイデアが「パッ」と閃きました。それは、あたかも天啓のように。

僕は居てもたってもいられず、会話の途中で椅子を蹴飛ばし、一目散で店を後に・・・というのはウソですが、とにかくしばらくは興奮で気もそぞろ。
それからしばらくして友人たちと別れ、僕はすぐに事務所に戻りました。深夜2時でしたが、そのとき生まれたアイデアを1冊のノートに無我夢中で書きなぐっていきました。

では、その話題とは? そのアイデアとはいったい何だったのか?

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なぜ僕は傘屋になったのか?(1)

僕は保険屋でした。いや、「でした」という言い方は正しくありません。
今も保険屋だからです。

そんな僕がなぜ傘屋になったのか?
お話させてください。

今から5年前のことです。
僕、田中正博は大学を卒業後、大手国内生保に就職。
その後、会社の合併を機に、外資系生保へと転職した末、保険代理店として独立しました。

それまでサラリーマンだった僕には何もありませんでした。
お金も、人脈も、もちろん商売の経験もありません。まったくのゼロからのスタート。

徒手空拳という言葉がありますが、まさにそのとおり。
この先もサラリーマンとして働くことに漠然とした不安を覚え、「えいや!」と勢いまかせで会社をはじめてしまったのです。

そんな有様でしたから、創業当初は苦労の連続でした。
ここでその苦労話の詳細を語ろうとは思いませんが、当時は「倒産」の二文字がアタマの中から離れず、「このままではオレは発狂してしまうのでは・・・」と本気で心配になったくらいです。

それほど悩み苦しむ毎日でした。

ところが、ひょんなことがきっかけで転機が訪れます。
日々倒産の恐怖と闘いながら、それでも歯を食いしばって試行錯誤を繰り返すうちに、僕は電話とダイレクトメールを使って、保険を高確率でセールスする方法を発見したのです。

 

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